2020年に入ってからFXの相場が荒れております。
2020年1月の米ドルの高騰から始まりました。
そして2020年2月のユーロの下落・・。
現在7個のFX自動売買ツールの検証をしております。
そのうちの2つのツールが、ロスカットされてしまいました。
自動売買を使ってみようか検討されている方向けて、こんな場合に『自動売買は溶けてしまう』というのをお伝えします!
2020年の米ドルとユーロの動き
今回、自動売買でロスカットしたツールは、一つはUSDJPYペア、もう一つはEURUSDペアを推奨したツールでした。
それぞれの相場を参照しますね。
USDJPYの場合
約4円幅動いているのがわかりますか?
108円→112円。
とんでもないですね。
これを売りポジションで持っていました。
一番下のポジションで109.680→112.057円で、強制ロスカットされています。
※108円から持ち続けていたのではありません。
2020年1月のUSDの高騰は、108円→110円まででした。
この上昇もなかなかの相場ではありますが、これはしっかりと耐えていました。
自動売買に限らず・・この上昇に売りポジションで担がれている裁量トレーダーの方も沢山いると思います。
EURUSDの場合
こちらはEURUSDの日足チャートです。
約1.11000ドル→1.07916ドル。
300pipsも下落しています。
買いポジションを保有していました。
一番上のポジションで1.10584から買いポジションをナンピンし続けていました。
途中両建ての対策もして、証拠金を維持しておりましたが・・最終的にはロスカットしましたね。
日足ですので、他のローソク足を見てもらったらわかると思いますが、ここまで下落の続く相場はなかなかないですよね。
通常の相場と荒れ相場の違い
通常の相場はこのような値幅を動いています。この期間はしっかりと利益を出し続けています。
ちなみにこのEURUSDのツールは、1年間負けなしでした。
ローソク足を見てるとわかりますが、大きく動いても50pipsくらいです。
逆ポジションを掴んだとしても、最終的にはプラス転換するようになっていました。
今回はこのおよそ300pipsの下落です。
自動売買における想定外の相場とは、こういう感じの相場ですね。
ロスカットの原因を考察
いろいろなツールを見ていて、こういう自動売買ツールはロスカットの危険があるなと思うものがあります。
考えられる原因①ロットが高すぎる
まず考えられる原因は、高いロット設定ですね。
自動売買によっては、これロットが高いから不安だなと思うものはいずれロスカットしています。
証拠金に対して大きいロットを組むものは、不安を感じます。
EAの場合、ユーザーが自分でロットを調整できます。そこでロットを高く設定し過ぎている人もいます。
最初のポジションのロットは設定できますが、ナンピンしていくポジションは調整できません。
しかしMAM口座の場合は、自分でロットの調整はできず証拠金に合わせてロットは自動的に設定されてしまいます。
MAMは設定なしで運用できるのがメリットですが、ロットに関して余裕を持たせることがこちら側でできないのが弱点ですね。
取引履歴を見る際は証拠金とロットをよく確認するべきですね。
考えられる原因②呑み行為
ここは憶測になります。
通常の損切りが適応されていない可能性があります。
大きく相場が動く場合、約定力によっては損切りの注文が通らずに、予定以上の損失を生むケースがあります。
要は買いで入っていて、損切りで売りたいのだけれども、他に買ってくれる注文がないと損切りで売ることもできません。
こればっかりはしょうがないです。
しかし・・FXの裏話になりますが・・
FX会社によっては、
まとめ
考えられる考察については、あくまでも考察ですので絶対的な理由ではありません。
しかし自動売買ツールを検討する上では、判断基準として参考にしていただければと思います。
いやロスカットしてしまった2つのツールに関しては、本当に残念です。
去年から運用していた方は、今回のロスカット以上の利益を出せています。でも運用開始してすぐの方は、本当に胸が痛いですね。
僕はまだ検証段階でしたので、誰にもツールを提案していませんでした。そこは良かったです。
とにかく『投資に絶対はない』ということを頭に叩き込んでください。
自動売買の情報を配信する方々の中には、良い情報のみ配信して都合の悪い情報は隠す方もいます。
本ブログでは、良い結果も悪い結果も含めて情報を配信します。
その上で投資は絶対ではありませんが、良いと思うツールに関してはご紹介することができます。
また呑み行為を回避すべく、FX会社のA-book対応口座での自動売買紐付けなども進めています。
A-bookをお探しの方もご相談しただければ、ご紹介できる証券会社あります。
それからこの荒れ相場でも生き残ってるツールが、あと5個あります。
さらに常に他のツールも探しておりますので、気になる方はご連絡ください(^^)/
あ!あと本当に良いツールがあれば情報ください。また飛んだツールの情報もお待ちしてます!
ではではーーーーー