さて!しばらく更新の間隔が空きましたが、EA検証していきます!
コロナショック・・とんでもない相場になっています!!結論から言うと・・僕の検証していたアカウントもロスカットしました(;’∀’)
※実際に入金していて運用していたアカウントってことです。
自動売買で運用されている皆様は、ご無事でしょうか??
僕の場合、しっかりと元本回収はできておりましたので損害はなんとか0です。またEAの設定によっては生き残っていた方もいました。
今回のブログでは、その辺りの経緯を順に解説していきます。
M systemのこれまでの運用履歴とその後について
M systemについてのおさらいをします。
M systemは・・
・取引通貨ペアがEURCHF/USDCADの2種類。
・ノーマルリスクとハイリスクの2種類を選べる。
これまでのM systemでの運用結果はこちらを参照ください。
2020年1月7日から実際に運用して検証している『EA001』の運用履歴をレポートしていきます。 『EA001』は呼び方を『M system』に変更します。 混乱させてしまいますが、ご了承ください。どっちにしろ仮の名前なんですけど、今後00[…]
証拠金は合計で110,000円を入金していました。
最初55,000円+30,178円(入金ボーナス)で初期ロット0.01、ノーマルリスクで運用開始。
(2020年1月7日~)
↓
設定ミスでUSDJPYを運用して、途中損切りを行う。
↓
追加55000円入金+54,098円(入金ボーナス)を行う。
ざっとおさらいすると、このような流れです。
関連記事のブログでは、3月5日までの運用履歴を公開しています。では3月6日以降の運用履歴をお見せしますね。
M systemの3月6日~3月17日までの運用履歴
3月6日 損益 +2,856円。
3月7日、8日は土日でお休み。
3月9日 損益 +86,084円。
3月10日 損益 +43,702円。
3月11日 損益 +9,299円。
3月12日 損益 -79,561円。
この日はかなりの含み損を抱えたので、手動で損切りを行いました。
結果、損切りするタイミングは失敗しました。含み損に耐えていた方が結局はプラス転換、もしくはもっと少額の損失に抑えることができていました。でもこの損切りの判断は、間違っていないと思います。
3月13日 損益 +4,982円。
3月14日、15日は土日でお休み。
3月16日 損益 +19,010円。
3月17日 損益 -141,258円。
相場の世界は本当に甘くありません。
ロスカットされた時の相場について
3月17日のロスカットされた時、エントリーした一番最初のポジションを確認します。
ちなみに通貨ペアは、USDCADでした。
上の履歴を見ての通り、1.39852から持ち始めて1.42424でロスカットされています。
最初のポジション(左の赤丸)からナンピンが始まり、最後は右の赤丸のところでロスカットされました。
20ポジション持ってましたね。
たった1日で200pipsも担がれてました。ハイリスク設定であったこともあり、証拠金が耐えれませんでしたね。
ちなみに・・
一回、押し目を作った時に、決済をしていれば7000円プラスでポジションをクローズすることができていました。
決済しておけばよかったーーーー
っと思っても後の祭りです(*_*)
ただ・・・
結局・・・
ここで生き残ったとしても・・・
結局、どこかでロスカットされていたと思います。
これはUSDCADの日足チャートです。
日足ですよ!!!!!
1年近く、相場がこんなに動いたことありませんでした。
コロナショック・・・ホントにやばいです(;’∀’)
手動で決済、損切りしなかった理由。
まずそもそもの疑問として、【プラスのところで自動で決済されなかったのは何で?】と思われている方もいるのではないでしょうか。
自動売買プログラムは、エントリーのタイミングと決済される価格は、あらかじめプログラミングされています。
必ずそのルールに乗っ取って、プログラムが設定している決済ポイントに来るまで、プラスのポジションだからといって決済されません。
もしプラスになったらすぐに決済されるような仕組みであれば、何万円も利益を出すことはできない仕組みになってしまいます。
そこを理解していただいた上で、理由を解説していきます。
理由①自動売買のプログラムを試してみた
元本を出金済みだったこともあり、あくまでもEAを検証していたので、手を加えずどうなるのかの行方を見てみようと思ったのが理由その①です。
また7000円プラスの段階でプログラムが決済されなかったので、もっと良いポジションでの決済をプログラムが見込んでいるのか?と。
今思えばですが、プログラムはあくまでもプログラムであり、人間ではないので『考え』というのはありません。
相場とプログラムの相性が悪かったと、そうそうに切るべきでしたね。反省点です。
理由②含み損が大きすぎた
人間の心理的にマイナスが大きいと損切りをしにくいという感情が働きます。
当時のスクショですが・・どういう状況かと言うと・・・
証拠金117,534円+入金ボーナス25,805円の合計143,339円という状況です。
これはFX会社『XM』の口座でしたので、ゼロカットシステムです。証拠金が0になるまっで耐えられます。
もしこの段階で損切りをしていれば、0にはなりませんが・・証拠金は入金ボーナスではなく実際の現金である117,534円の方から引かれます。
ということは・・・損切り後の残高は117,534 – 82,376 = 35,158円に・・。
もうね、資金無くなってるのとほとんど変わらない・・・って思って、損切りもできませんでした。
どうしようか悩んでる間に含み損が、2万、3万、4万・・・と増えてきちゃいました。
もしかするとこれからプラ転するかも知れない・・という淡い期待もしてしまい・・。
今、冷静に考えると8万の含み損でも、損切りするべきだったと思いますね。
理由③もっと利を伸ばせると思ったから
ナンピン系の自動売買の性質上、含み損が大きくなるとその分、決済された時の利益は多くなる・・・という特性があります。
ナンピン系の自動売買を運用したことがある人はわかると思います。
ナンピンされる際に、エントリーされるポジションのロットは大きくなるように設定されています。
なので・・とんでもない利益が出るかも!!!と期待をしてしまいました。
まさに『欲』です!!!!!!
相場に立ち向かう時に、1番の敵になるのがこの『欲』との闘いです!!!
これは本当に根が深いです・・。
大きな含み損を抱えたのなら、危険なので少しでも損失が小さい間に切るべきですね。
一方的に動き続けることはないので、押し目を作った時にでも損切りを行うべきでしたね。
本当にもったいなかったです・・・。
出金するまでが投資!!
一応ですが、実際の出金履歴がこちらです。
3月9日に40,000円の出金。
3月11日に80,000円の出金。
実際に口座に振り込まれた履歴がこちらです。
2,500円ずつ出金手数料がかかっています。
出金手数料も加味しての、定期的な出金を心掛けましょう。
欲をかかずにまず最初に元本回収です。
これさえできれば、後は一切損をすることなく取引を行うことができます。
M system運用アカウントで、生存している口座も!!
後日わかったことがあります。
僕の口座がロスカットされてる中・・同じM systemを運用されている方で、完全ほったらかしで生存している口座があると聞きました。
「うそでしょ!!?」
って正直思いました(;’∀’)
それで証拠も見せてもらいました。
証拠金50,000円。初期ロット0.01。ノーマルリスク設定。
2月18日から運用開始。
見ていただいたらお分かりいただけると思いますが・・
3月26日までの運用で、37,418円の利益を出しています。
1日に数万円プラスを出していたハイリスクと比べると、利益は少なく感じますが・・確実にコツコツと利益を積み上げています。
またこのM systemの特徴として、持っている証拠金に合わせてナンピン時のロットに違いがあります。
本来ナンピンする時にロットが0.01→0.02→0.03→…と増えて行きます。
それが証拠金が少ないと0.01→0.01→0.01→…とナンピンしてもロットが大きくならないというようにプログラムされているようです。
含み損を抱えている期間も長く、利益も微々たるものですが・・それでも負けずに運用し続けてるようです。
人間の最大の敵は、『欲』ですねぇ~。
まとめ
事実をそのまま載せています。
自動売買の運用する上で、少しでも参考になったでしょうか?
投資歴5年ですが、『利確』と『元本回収』は本当に大事だなって思います。
僕の中で利確の定義は、FX会社から出金して自分の口座にお金が着金して初めて利確です。
FX会社の口座の残高があるという状況は、ただのデジタルで表示された数字でしかないです。
100%安心できる自動売買なんてないです。
ロスカットされた日、あれだけショートが担がれるなんて、レベルの低い自動売買を思った人もいるかも知れません。
それまでの相場では、このプログラムで勝ち続けていましたよ。証拠金10万そこそこで1日に8万円利益が出た日もあります。
年始早々に他の自動売買がロスカットされまくる荒れ相場の中、『生き残り続けていた自動売買ツールがロスカットされてしまった』という衝撃的な事実だということをご理解ください。
自動売買で運用されている皆様、これから自動売買をやってみようかなって言う皆様・・
くれぐれも気を引き締めていきましょう!!
ではではーーーーーーー